「生涯を添い遂げるマグ 一穂窯」が7月9日販売開始
2026.7.9
生涯を添い遂げるマグ 一穂窯
香川県には、全国的に知られる陶磁器の産地はありません。
しかし、一穂窯の代表を務める陶芸家・多田健太氏は、その環境を「産地に縛られない自由さ」と捉え、
丸亀の地から独自の作風を模索し続けています。
大学で「練り上げ」技法を、大学院で民藝の思想を学び、
「日常使いのうつわ、いわゆる数物」をつくる重要性を培った多田氏。
26歳で一穂窯を設立して以来、あえてヒビを生じさせる「貫入」や、表面をヘラやカンナで削ぎ落とす「ソギ」といった技法、
そして日々研究を重ねる多彩な釉薬を駆使し、手仕事の揺らぎを作品に刻んしてきました。
近年では植木鉢ブランド「ICHIHOPOT」の展開や、
地元の地域性を活かした「うどん鉢」の開発など、多角的な挑戦を続けています。
本製品は、色の異なる粘土を組み合わせて模様を生み出す高度な技法「練り上げ」で培われた確かな技術と、
日々の釉薬研究の結晶である「ガラス釉」「黄瀬戸」「辰砂」の3種を展開。
なかでも「辰砂」は、一般的な赤色のイメージを覆し、釉薬に含まれる銅が炎の加減や焼き方によって発色を変える特性を活かして、
酸素を十分に供給して焼きあげることで優しく透き通るような美しい水色の色彩を引き出しています。
普段はミリ単位で揃える製作をしていないという多田氏が、手仕事ならではの個体差という魅力を活かしながら、
高度な技法で磨かれた緻密な感覚によって製品としての高い精度に挑んだ逸品です。
「使いやすいけれど、デザイン的にも良いもの、特別な日に使いたくなるうつわ」という多田氏の想いが、
マグカップの端正なフォルムに息づいています。
商品名:生涯を添い遂げるマグ 一穂窯
価格:12,100円(税込)
カラー:ガラス釉・黄瀬戸・辰砂
サイズ:口径約91mm 高さ約74mm(取手含まず)
容量:約240ml
職人:一穂窯(香川県丸亀市)
デザイン:株式会社GKインダストリアルデザイン
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