生涯を添い遂げるマグ 笠間焼 しのぎ ブラックマット
生涯を添い遂げるマグ 笠間焼 しのぎ ブラックマット
2022年11月18日(金)10時 発売
江戸時代安永年間、およそ250年前から当時の成型、釉薬、焼成とその技法を現代に受け継いできた笠間焼(かさまやき)。本製品は一点一点手作業で器の表面をヘラなどの工具で削ってできる稜線文様をつける鎬(しのぎ)。表面をそぎ落とすことで生まれる稜線が立体的な表情を醸し出す技法を施しました。光沢のないマット釉を使うことにより趣は残しつつもざっくりとした風合いではなく、無機質な中にもスタイリッシュさを感じるマグに仕上がっています。
- 生涯補償サービス
- 対象
- ギフトサービス
- 対象
- エッチング(名入れ)
- 可
外箱(付属箱):紙箱 → 杉箱への変更可*有料
*オプション杉箱の同時購入が必要です。ご購入はこちら
製品について
一点一点手作業で器の表面を薄く削りながら稜線文様をつける鎬(しのぎ)。しのぐ、という作業は、刃のついているもので、表面をそぎ落とすことで凸部分がより鋭くなり、釉のつき方にも凹凸部分に差ができることにより、立体的な表現がよりはっきりと出る手法です、今回のマグはあえて光沢のないマット釉を使うことで陶器の性能(保温性・保冷性)を損なわずに型では表現できない立体的な表現の中で陶器特有のざっくりとした風合いではなく、無機質でクールなカッコよさを醸し出しつつも落ち着いた雰囲気の仕上がりのマグになっているのが特長です。
コーヒー本来の美味しさに気づく仕掛け
「生涯を添い遂げるマグ」は、カップ内側の側面の角度とボトムの丸みによって、コーヒーを注いだ時に対流を生み出します。この対流が良質なクレマ(エスプレッソの液面に浮かぶキメ細かい泡)をつくり出し、香りと温かさを閉じ込め、コーヒーの美味しさを最後まで感じられることができます。
職人
向山窯(茨城県笠間市)
古く江戸時代安永年間(1772年)に、その基盤を作り時の藩主牧野貞直公が振興に努め、当時の成型、釉薬、焼成とその技法を現代に受け継ぎながら発展してきた「笠間焼」。
向山窯は”手作り”だからできること、”技術”があるからできること、”組織”だからできること
常に10名を超える陶芸家と5名の伝統工芸士が社内の工房においてそれぞれの個性を発揮して作陶を行いながら、手作りの中で使い手の立場に立ったもの造りに陶芸家が多数在籍し、焼成する窯も大中小と6基を有しながら作成の内容に応じて使用いるため、お客様から数万個単位のご注文があった場合でも、組織力として対応できるため、柔軟に高品質な製品とサービスを提供できる特長を持った窯元です。

デザイン
GKインダストリアルデザイン
昭和27年に創業。身の周りの生活道具から業務用機器、JR車両まで手がけるグローバルなデザイン創造集団として高く評価されてきました。「技術と芸術の融合」を理念とし、「デザインを産業社会の中に的確に位置づけながら、人ともの、くらしと産業を活性化するしくみづくり」を行っています。
受賞歴

2018年度グッドデザイン賞受賞
「生涯を添い遂げるマグ」
仕様
職人による手づくりのため、サイズ・容量・重量などは個体差がございます。予めご了承ください。
※デザイン・サイズなどは予告なく変更となる場合がございます。予めご了承ください。
〇付属品は、付属箱内に同梱いたします。
食器洗浄機:×
オーブン・直火:×
〇陶器には若干の吸水性がございます、汚れた水に浸したり濡れたまま棚にしまってしまうとと染みがつく可能性が場合ございますので汚れを落とし、よく乾燥させてから収納してください。
〇ご使用ごとにぬるま湯を注ぎ、吸水させてからお湯を捨ててお使いいただくと、染みがつきにくくなります。
〇染みや汚れが気になる場合は、メラミンスポンジや台所用漂白剤をご使用ください。
〇強い衝撃や急熱・急冷は破損の原因になりますのでお避けください。
〇オーブン・直火にはご使用できません。
〇電子レンジのご使用時は500~600Wで2分程度まででご使用ください。
〇クレンザーや研磨材のついたスポンジの使用はマグを傷つけますのでお控えください。
〇割れたマグの取り扱いには十分ご注意ください。
ご注意
- 製造の工程や素材の特性上、サイズ・形・容量・重さ・厚み・色・模様・風合いのばらつき/多少のがたつき、ゆがみや凹凸/キズや擦れ/小穴(ピンホール)や鉄粉(黒点)/釉薬ムラなどが見られるものがございますが、焼き物の個性や表情として捉えていただき、ご理解いただいた上でのご購入をお願いします。
※商品写真はできる限り実物の色に近づけるよう心がけておりますが、ご使用のモニター環境等により実際の商品と色味が異なる場合がございます。予めご了承ください。